米どころ日本で昔から食べられてきた食事。
その中心にはいつも「ごはんと味噌汁」がありました。
栄養学がなかった時代から続いているのですが、
実はこの組み合わせ
栄養学的にもとても納得のワケがあるのです。
私たちの身体を構成するたんぱく質の元となる
アミノ酸は20種類。
そのうち、
体内でつくることができないため
外から補う必要のある必須アミノ酸が9種類あります。
この必須アミノ酸に注目しますね。
お米に含まれている植物性たんぱく質には、
リジンやスレオニンが少なめです。
一方、大豆はリジン、スレオニンを豊富に含んでいます。
逆に、お米は大豆に不足しているメチオニンを多く含んでいます。
つまり
米と大豆は、
お互いに不足しているアミノ酸を補い合う
最高のパートナー関係にあるのです。
この二つを組み合わせて食べれば栄養を補い合うことになり
相乗効果も期待できるのです。
米と大豆の組み合わせは
すなわち
ごはんと味噌汁のゴールデンコンビ。
たんぱく質をしっかり摂らなきゃと
肉や乳製品、卵に注目しがちですが、
実は「ごはんと味噌汁」で
体内に必要なたんぱく質の元となるアミノ酸を
しっかり摂取出来ていたのです。
日本の食文化はなんて素晴らしい!
と感動しますよね。
アレルギー性鼻炎のお子さんは
まずは食の中心を見直してみてくださいね!