「ハレの日」の特別な食事というと、お節料理、赤飯、鯛のお頭や天ぷら
などがイメージできますね。
それ以外の日常は
質素で簡単な「ケの日」の食事、といいます。
昔の日本では、
ハレの日とケの日の境界が
ハッキリしていました。
例えば、ハレの日は大抵
1か月に1~2回あり、晴れ着を身に着け、
ご馳走を食べ、お酒を飲んで歌ったりして
楽しんだ日です。
分かりやすいところでは
1月 お正月や小正月
2月 節分
3月 桃の節句というように。
ハレの日を存分に楽しんだら
次の日はさっと日常のケの食に戻す。
というように、
メリハリをしっかりつけていました。
そして圧倒的に
ハレの日よりも
ケの日が多いです。
色々な食べ物が手に入る現代は
ハレとケの境界があいまいで
ハレの日続きという方も多いのでは、
と思います。
ケの日があるから、
ハレの日が輝きます。
ケの日を大切にすると
食べ過ぎを防ぎ、
胃腸を丈夫にしてくれ
心身のバランスを整えてくれます。
毎日お肉でなく、日常はケの食事
ハレの日は唐揚げやハンバーグというようにすると、
お子さんの喜びも倍増するはず。
ハレとケを意識して
メリハリをつけることは
食べることを思う存分
楽しむことにもつながり、
そして健康にもつながります。
先人には教えてもらうことが
沢山ありますね。
ハレとケを意識した食事を
試してみてくださいね。